トリミングで噛み付く、暴れるわんちゃんの対処方5つの提案!

怒っている犬

こんにちは!トリマーの「みのん」です。

今回はトリマーが苦戦するであろう「噛みつき.暴れる」わんちゃんのトリミングの対処法の提案として5つを1つずつ解説します。
トリマーが怪我をしてしまったら元も子もありませんものね…

では早速本題に行ってみましょう!

  • エリザベスカラーを使用する
  • 口輪を使用する
  • 1人でやろうとしない
  • 飼い主さんと相談してできる所までやる
  • トリミングを断る

順番に解説します↓

目次

エリザベスカラーを使用して対処する

エリザベスカラーを付けた犬

写真のようにわんちゃんの首に着けます。わんちゃんの口がエリザベスカラーから出ないサイズを使いましょう。そうでないと意味がありません。

暴れるわんちゃんや、噛みつく子は暴れているうちにエリザベスカラーが首から抜けてしまう事があります。エリザベスカラーは人差し指が入る位いでホックを止めるのが理想です。

そもそもエリザベスカラーを付けるのが大変な子は?

口輪を付ける時も同じですが、口輪やエリザベスカラーに噛みついてきて付けられないのも多々ありますね。そういう子の場合はお客様からわんちゃんを預かった時にリードは付けたままにします

リードとわんちゃんの距離が短くなるようにリードを足で踏みます。小型犬ならそのまま自分の内またでわんちゃんを固定します。そうすると動きが軽減されるのでそのすきにサっとエリザベスカラーを付けると案外あっさり付けられますよ!是非試してみてください。

口輪を使用して対処する

口輪を付けている犬
口輪を付けている犬の正面

口輪もエリザベスカラーを付ける時と同じ要領でつけます。口輪も色々なタイプの物が出ていますが、私のおすすめはこの「アヒルくち口輪」です。

二番目の画像の正面を見ていただくとわかりやすいのですが、口先が出ないデザインになっています。
ホントにきつい子は口輪の先から噛みついてきたりとかあるのですが、この口輪だと舌先がチョロっと出るくらいです。

見た目もアヒルくちで可愛いので、ガラス張りのサロンですと少しは抵抗なく使えると思いますよ!

ぎんた

さっき急に口輪付けられたんだけど

ぎんたの飼い主

ぎんちゃん協力ありがとね~

一人でやろうとしない!

頑張っちゃうトリマー結構います。噛みつく子や暴れる子は本当に大変です。上手にこなすトリマーも勿論います。ですが「無理をしない」事です。

ぎんた

無理して嚙まれたり、わんちゃんに怪我をさせてしまう事もあるので
すごく大事な事なんだ。

わんちゃんもトリミングが嫌だから暴れるし、噛みついたりします。怖いし不安なのです。

その状態で無理に一人で作業を進めるのは逆効果なのです。

嫌な事は早く終わらせてあげた方がいいですよね。進まない作業をしてトリマーもヘトヘトになりますし、その後もトリミングをしなければいけません。

他のトリマースタッフにお願いして一緒にトリミングしましょう。

飼い主さんと相談してできるところまでやる

シャワーを嫌がる犬

ちょっと言いずらいかも知れませんが、現状をお伝えしてトリミングはできるところまでしかできないとお話しすべきです。

大体の飼い主さんは、自分の犬がトリミング苦手な事はわかっています。何より通常の子より時間もかかりますし、怪我をさせてしまう事もあります。わんちゃんが嫌がりすぎてわんちゃんの体調が悪くなる事もあります。

わんちゃん自体の慣れも必要です。できるところまででお返しして、何回か来ているうちにわんちゃんも慣れてきたり、
トリマーもその子に慣れ少しずつ出来るようになってきます。(その子に対してのコツをつかんでくる)

この時の注意点「飼い主さんを不快にさせない事」です。ある程度の接客スキルが必要になりますので、飼い主さんの気持ちに寄り添った言葉選びをしましょう。

トリミングを断る

これはそのままの意味です。何度かトリミングに来てもなかなか慣れてくれず、作業が全く進まない場合はトリミングをお断りするのも仕方ないかと思います。トリマーとの相性もあるかもしれません。サロン自体がその子に合わないこともあります。

例えば頭数の受け入れが多いサロンだと、他のわんちゃんがたくさんいたり、吠えていたりで怖いのかも知れません。

どこのトリミングサロンでも出来ないわんちゃんはいないと私は思っています。必ずその子に会ったサロンがありますので上手にお断りをしましょう。

例外ですが、「プロなのにできないの?」みたいに言ってくる方ははっきりとお断りしていいです。今後トラブルになる可能性大です。トリマーも人間です。一生懸命綺麗にしてあげようと頑張っているのにそんなふうに言われたら嫌ですよね…

断るのはちょっと勇気が入りますが、こういった事もあるので1度考えてみて下さいね。


今回の記事はトリミングで噛み付く、暴れるわんちゃんの対処方5つの提案というテーマで解説しました!

  • エリザベスカラーを使用する
  • 口輪を使用する1人でやろうとしない
  • 飼い主さんと相談してできる所までやる
  • トリミングを断る
ぎんたの飼い主

いかがでしたか?少しでも参考になればうれしいです。
頑張っていきましょうね!
ではまた~

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